ロシアやフィリピンなどのように、言論の自由があっても政治的殺害に巻き込まれる可能性もある。 元来の用法からは、国家権力を有しない個人・団体が抗議活動を行い、その結果として自主規制の形で出版・報道されないことがあったとしても、このようなことを指して言論統制と表現するのは誤用である。しかし、特にその個人・団体の社会的影響力が大きい場合、抗議されたメディア側がこれを「言論統制」だと主張して反発することも多い。 ただし一方で、外国為替 する側のメディアが既成組織と交わることにより、メディア自体が悪質なプロパガンダ主体と化す危険性もある。 アメリカはアメリカ合衆国憲法修正条項第1条に検閲の禁止を掲げている。これは議会も大統領も遵守しなければならない。即ち、絶対に検閲はできないのがアメリカである。但し、国務省・国家安全保障局は公式に認めていないが、安全保障の観点から「エシュロン」を用いて、全世界で電気通信の内容を例外なく全て傍受しているといわれる。即ち、検閲はないが監視はしている。 また上からの検閲はないがコード(code)と呼ばれる自主規制がある。この自主規制は例えば出版・放送・映画業界への公権力介入を防ぐ意味もある。しかし、規制の裏付けとなっている宗教観や倫理観(例えば中絶反対といった生命観など)が世論へのプレッシャーとなっているのもまた指摘される点である。何よりも大手のマスメディアが独占資本であることは、常に行政から訴訟を起こされる危険を抱えている事<選挙とのタイミングを計りながら互いの出方を窺っている点>と同義である。 行政委員会や裁判所は国民の権利を守る存在であり大きな影響力をもつが、人権や安全保障の観点より一つ一つの手続きをなすにも煩雑で時間がかかり、これがまた国民からみると敷居の高い障壁に見えることもある。 また受け手も人種や社会階層ごとのメディア・リテラシーの違いが問題となる。特に低所得者層の黒人やヒスパニックはテレビから得る情報の影響が大きい。また人種相互の見えない壁が対立を生み情報の選択・判断を狭めている問題は最大の問題といっても過言ではない。アメリカはたしかに「自由の国」ではあるが自由の基盤は複雑である。しかし、20世紀においてアメリカ以上に言論により体制への批判を行なった国はない点もまた事実である。 企業などの組織が、商品・サービスを提供するために、顧客を知り、顧客にあった商品・サービスをつくることで、様々な経営資源を効率的に運用できる。この顧客を知る活動がマーケティングリサーチである。 商品・サービスの享受者である顧客(消費者など)側からみれば、マーケティングリサーチが行われることで、自らの望む商品・サービスを利用することができるようになり、欲しくない・必要でない商品などの開発による無駄なコストが価格に転嫁されることを防ぐというメリットがある。 マーケティングリサーチは、このように顧客から企業への情報の流れをつくる活動のひとつであるが、「お客様相談センター」などが、顧客側から企業へアプローチされるのに対し、マーケティングリサーチでは、企業の側から顧客へアプローチし、顧客側の情報を得るのが特徴である。この特徴により、「外国為替証拠金取引 から進んで文句を言わないが行動で示す(商品を買う・買わない)」ような多くの顧客の意見を商品・サービスに活かすことができる。 社会調査(しゃかいちょうさ、social research, social survey)とは、人々の意識や行動などの実態をとらえるための調査である。社会からデータをとる方法は、調査、実験、観察など各種ある。文章や映像等の内容分析、既に集計された統計データ(マクロデータ)の利用などの手法も用いられる。それらの中でも、社会調査は主に社会学においてよく用いられる。観察はとくに質問をせず、幼児や外国人など言葉が通じない対象に対しても可能な場合がある。それに対し社会調査は、何らかの質問を対象者に行うことが普通である。社会調査を、結果の分析法により2つに大別すると、大量のデータをとり社会の全体像を把握することを目的とする統計的社会調査と、少人数へのインタビューや参与観察などの事例的社会調査の2つに大別される。前者は無作為抽出を伴うことが普通であるが、国勢調査のように全数調査を行うこともある。 統計的社会調査を量的調査、事例的社会調査を質的調査と呼ぶことがある。ただし、質的調査とは、インタビュー、内容分析(content analysis, textual analysis)、会話分析、観察など多様な手法を指す概念であり、観察など調査と異なるものも含むため、調査という言葉で表すのは不適切という批判もある。また、調査票(または質問紙)を用いた社会調査をアンケートと呼ぶこともあるが、フランス語でenqueteは英語のinvestigationの意味、つまり、研究、探求、取り調べという意味である。以下の木村や佐藤郁哉の文献によれば、調査用語でアンケートとは、少数の専門家に意見をきくことであり、調査票を用いた調査のことではない。社会調査の結果は、世論や政策の形成に影響を与えることがあり、調査の妥当性確保のニーズは強い。2004年には日本社会学会などにより社会調査士資格制度が作られ、社会調査教育の改善が試みられている。 母集団を設定し、社会の全体像を把握するために大量のデータをとる調査法を統計的社会調査という。この方法は、以下のように面接法、とめおき法、郵送法、集合法、電話法、電子法(ネット調査、Web調査などと呼ばれるもの)などに分類される。日本において大規模な社会調査が行われる場合、母集団の抽出元には住民基本台帳か有権者名簿(選挙人名簿)が用いられることが多い。分析のために社会統計学が用いられる。 面接調査は、調査者が調査対象者に直接会って質問を発し、回答を得る方法である。 調査者が対象者に実際に会って行う為、データ一件あたりの費用が高くなる反面、身代わり回答や無回答が少なく比較的信頼性の高いデータを得る事ができる。 留め置き調査とは調査票を一定期間対象者に渡しておき、後日に訪問して調査票を回収する方法。調査票を郵送し、回収は調査員が訪問する場合は郵送留め置き調査と呼ばれる。 低コストだが、身代わり回答や無回答が多く、データの質は面接法と比べ、やや落ちると言われる。ただし、家計調査や生活時間調査などにおいて、家計簿や日記などを見て、回答者が考えながらやや長時間答える場合は有効とも言える。 調査票を郵送し、郵送で返送してもらう方法。郵便代金だけで実施可能だが、通常、回収率は3割前後であり、学術調査としては不適切とされることが多い。ただし、質問数が少なく、依頼状を工夫し、返送先が大学で信用があり、何度か繰り返し調査票を送付した場合は、7割前後の回収率となる場合もあった。最近は郵送法に限らず回収率は低下傾向にあり、現実には厳しい結果となることが多い。 ある場所に全員が集まって調査をする方法。小規模な村で村民全員を公民館や保健所等に集めて調査をしたり、学校内で生徒に対して調査を行ったりするのが集合調査の例である。 電話をかけて質問を行い、結果を聴取する方法。通常、電話をかける番号はランダムに作成される。ランダムに作り出した番号に電話をかける手法は、RDD(Random Digit Dialing)と呼ばれる。選挙の結果予測調査などによく用いられる。 電話調査の問題点としては以下の点が指摘されている。